地球の裏から風が吹く

eastern youth 地球の裏から風が吹く專輯

4.野良犬、走る

作詞:吉野寿
作曲:eastern youth

立っているだけで精一杯でも
努めて何でもないような眼差しで
雨が降ったら
野良犬、濡れて走る
言葉など持たないが
悲しみなら溢れる程ある

雲間から差し込む陽の光
隔てられ慈悲無き陽の光の中

※走り疲れて止まる時
破れて夢の終わる時
彼の空を引き裂いて
バリバリと引き裂いて
新しい今日が顔を出す
必ずそれは動き出す
有無無く風は吹き付けて
留まる事は許されず
野良犬は走り出す
野良犬は走り出す
怯えて闇を映し出す
潤んだ二つの眼から
嬉しい涙、流れるか?
悲しい涙、流れるか?
野良犬、走る※

足元が震えているのは
恐怖の故か
静かに滾り駆け巡る
赤き血潮の故か

雲間から差し込む陽の光
隔てられ慈悲無き陽の光
与えられ負わされ急き立てられ
生かされ立たされて陽の光の中

(※くり返し)